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2016/08/30 21:41

2015年7月22日の朝、テレビを見ていたら、麦雑穀工房マイクロブルワリーのビール造りが紹介されていました。

ヒエやアワや雑草など、自分の畑で採れた雑穀でビールを作っている映像を見て、衝撃を受けました。
(その頃の私は、農業も勉強していたので、ポップや麦も自分で作れるかもと思っていました)

ワインは好きでしたが、ビールは日本の大手のビールしかほとんど飲んだことがなかったため、ビールって自由で無限の可能性があるのかもしれないと思いました。それだったら、私にも可能性あるかもしれない、と思い起業するならビール作って売ろう!と決意しました。

でも、ビールってどうやって作るんだっけ?と思い、自由大学の「僕らのビール学」を受講しました。
そこで、ビールはレシピで作るものだと知りました。
また、アメリカでは自宅でビールを作って楽しんでいる人もいたり、クラフトビールの世界って面白そうだなぁと思いました。

9月に長岡に住んでいる素敵な絵を描くデザイナーの方と、ランチをする機会があり、ビールのラベルデザインを作ってくれる事になりました。私はビールを作って、販売するにはどうすればいいのか?スケジュールを作成して、その通りに進めていきました。

ビール学の授業の後、手造りでビールを作らせてもらえるブルワリーがある事を知って、そこでオリジナルのビールを作ってみる事にしました。友達にも手伝ってもらって、香りやコクを楽しめるハーブを入れたビールの試作品を3種類を2回作ってみました。
思い通りのビールは出来ませんでしたが、ハーブを入れるとどんな感じになるのか、わかって来ました。
*<画像は試作で作ったビールです>

年末に、ラベルのデザインが大体決まり、酒販免許の申請のために店舗兼事務所を借りました。
その頃に、親戚のツテを頼って私のビールを作ってくれるブルワリーが見つかり、1月の初めに打ち合わせに行くことが
出来ました。

今思うと、ビールを作ってくれる所が決まっていなかったのに、スケジュール通りにどんどん進めていました。
ビールを作ってくれる所が見つからないという事は、私は全く考えていませんでした。

今思い返すと、かなり無鉄砲で、世間知らずな冒険でした。

(つづく)

リリィスタウト12月3日より発売開始しました。

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