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2016/09/06 20:54
試作品のビールは、茨城県の木内酒造に2015年10月と11月に2回(計6種類)ビール造りに行きました。
どんなビールにしようか悩みましたが、香りがあって、コクや旨味が感じられるビールにしたいなぁと思いました。
混ぜたりするのに一人一釜で作業が必要なため、友達にも付き合ってもらい4名で作業しました。
1回目は、3種類エール、ヴァイツェン、スタウトを作りました。
タヒチ旅行に行った友人がお土産でくれたバニラビーンズと、コショウを使った黒ビール、ショウガとレモングラスを使ったヴァイツェン、ブルーベリーを使ったエールを作ってみました。
まず、それぞれのビールに使うモルト(麦芽)の配合を決めます。
ベースのペールモルト、黒ビールの色付けのローストモルトやチョコレートモルト、小麦麦芽(ヴァイツェン)など、どんなビールにしたいかと、アルコール度数をどのくらいにしたいかで、配合が決まります。
次に、それぞれに入れるホップを決めます。
ホップも苦味付けのホップと香り付けのホップ(柑橘系の香り)など色々な種類があります。生ホップではなく、ペレット状になったホップです。香りもそれぞれ違って、どれがいいのか悩みました。
副材料は、ホップを投入するタイミングで煮るので、全てのスパイスが思ったようにビールに反映されませんでした。
量と全体のバランスが大事なのだとわかりました。
2回目も、3種類を作りました。1回目の失敗を踏まえ、新しいスパイスにもチャレンジしてみました。
2回目ので良かったのは、ショウガのヴァイツェンかな?ショウガも生ショウガがいいのか、干ショウガがいいのか、、、悩むところですね。
試作品を作って、南信州ビールに送って飲んでもらいました。
自分が思ったより好印象のコメントがあり、嬉しかったです。
本番の商品にするビールはどのようなビールにするのかコンセプトやラベルなどの打ち合わせをして、2月4日に本番の仕込みを行いました。
雪の積もる南信州で、朝9時から15時頃までの仕込みに立ち合いました。
(つづく)